田口 哲
タグチ サトシ TAGUCHI Satoshi 所 属 札幌校 職 名 学長 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | 教員養成制度の構造改革と本学における理科教員養成・化学教育 |
会議名 | 2009年 北海道地区化学教育研究協議会 (主催:日本化学会北海道支部・日本分析化学会北海道支部・日本化学会化学教育協議会) |
発表区分 | 講演 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 北海道大学大学院理学研究院 |
種別 | 地方的規模 |
発表者・共同発表者 | 田口 哲 |
概要 | 初等・中等教育における理科教育(化学教育)の重要性は,今後の日本の将来像(科学技術立国・環境立国等)を描く上でも論を待たない。一方,この理科教育を直接担う教員を養成する現場のここ10年の著しい変化は,教員養成系大学の関係者以外にはあまりよくは知られていないように思われる。私は,今の教員養成の現状は,理科教育・化学教育の立場からは大いに議論の余地があるものと考えている。すなわち,これまでなされてきた種々の教員養成制度の改革が,数員を目指す学生の理科(教科)の力を充分高めるようには作用していない(むしろ逆の方向に作用していると言っても過言ではない)状況にあると考えている。本発表では以下の4点,(1)教員養成制度の構造改革,(2)本学の理科教員養成・化学教育の変化,(3)教員養成の立場から見た新学習指導要領(理科),(4)困難を抱えながらの理科教員養成への対応,について講演した。 |