(最終更新日:2024-05-22 19:08:50)
  大矢 智
  オオヤ サトル   OYA Satoru
基本情報
   所  属   札幌校
   職  名   准教授
   所属講座   技術教育
   電話(D・I)  
学位
1. 1993/03
農学博士(東京大学)
2. 1990/03
農学修士(東京大学)
3. 1988/03
農学士(東京農工大学)
所属学会
1. 日本産業技術教育学会
2. 日本木材学会
3. 木材加工技術協会
委員会・協会等
1. 2023/04/01~ 日本教育大学協会 技術教育部門 代表
2. 2023/04~ 日本産業技術教育学会 木材加工分科会 代表
3. 2020/04~2022/11 日本産業技術教育学会 北海道支部会 支部長
4. 2020/04~2023/03 日本産業技術教育学会 木材加工分科会 副代表
現在の専門分野
木質科学, 科学教育
木材加工 
研究テーマ
1.   木材と学校教育 個人研究 
2.   木材切削機構 個人研究 
3.   木材接合部の強度 個人研究 
研究内容
木材の利用においては、木材が生物材料であるため、樹木を人間が利用する形状に加工する(切削)プロセスが不可欠である。ところで、木材は繊維に沿って割れやすい材料であるため、木材切削においては、そのような割れ(「先割れ」)を制御することが大きな課題の一つとなっている。私は、先割れ現象の理論的な解析を行うなど、効率的な切削の検討を行ってきた。
また、木材はほぞや釘などを用いて接合されるが、その強度特性についても検討を行っているところである。
担当講義
木材加工学 、材料加工の基礎、木材加工実験実習 I ・ II 、材料力学 I ・ II 、生活の科学、中等技術科教育法Ⅲ ほか
講義内容 (木材加工学、材料加工の基礎)
我々が日常使用している製品は、その用途などに応じて、原材料を適切な寸法や形状に加工するプロセスを経てきている。そういった加工プロセスでは、原材料を無駄なく、かつ出来るだけ小さなエネルギーで加工することが求められる。ところで、加工プロセスは、原材料の性質、加工工具の特性、加工方法の3者が相互に関係している。このため、前述のような、適切な加工法の検討の際には、この3点を総合的に理解する必要がある。
以上の点から、「木材加工学」では、木材の強さなどの物理的性質、それを生み出している木材の組織などについて概説し、材料の面から木材加工を考えている。また、「材料加工の基礎」 では、木材の性質と関連付けながら、さまざまな木工具の形状や仕組みなどについて述べている。
著書、学術論文
1. 2021/05/10 著書  技術科教員指導能力認定試験・中学校技術科教員採用試験ー技術科教員を目指す方へー  20-23頁 (共著) 
2. 2014/06 論文  Trial-manufactured of paper like washi by reusing wood and plant waste KEER2014 (6B),pp.1-10 (共著) 
3. 2013/03 著書  第12回 めざせ!!「木工の技」チャンピオン報告書 日本産業技術教育学会  (共著) 
4. 2012/03 著書  第11回 めざせ!!「木工の技」チャンピオン報告書   (共著) 
5. 2011/03 著書  第10回 めざせ!!「木工の技」チャンピオン報告書   (共著) 
6. 2011/03 論文  集成材未接着部の効果的な配置 日本産業技術教育学会北海道支部会研究論文集 24,23-27頁 (共著) 
7. 2010/03 著書  第9回 めざせ!!「木工の技」チャンピオン報告書   (共著) 
8. 2009/03 著書  第8回全国中学生ものづくり競技大会 事業実施報告書   (共著) 
9. 2008/03 論文  接合前にほぞ身に変形を与えた際のほぞ接合部強度 日本産業技術教育学会北海道支部会研究論文集 21,63-67頁 (共著) 
10. 2007/08 論文  含水率変化がほぞ接合性能に及ぼす影響 北海道教育大学紀要(自然科学編) 58(1),53-60頁 (共著) 
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
1. 2008/03 木育に関する児童・生徒へのアンケート調査実施報告書
2. 2005/03 ものづくり教育における技能指導の理論と実践の関連性に関する研究(学術推進経費報告書)
3. 2005/03 北海道ものづくり学習支援プロジェクト(地域貢献推進経費プロジェクト事業報告書)
4. 2004/06 「木によるものづくり教育」を進めるための学校教育と生涯教育におけるプログラム開発(科学研究費補助金報告書)
学会発表・講演
1. 2023/11 廃材からの紙づくり教材の有効性(日本産業技術教育学会北海道支部会第37回大会)
2. 2022/11 曲げ木の教材化について(日本産業技術教育学会北海道支部会第36回大会)
3. 2021/11 初等教育での「木育」実践の課題の検討(日本産業技術教育学会北海道支部会第35回大会)
4. 2020/11 デンプン添加が紙品質に及ぼす影響(日本産業技術教育学会北海道支部会第34回大会)
5. 2020/11 義務教育課程で用いられる木育教材の検討(日本産業技術教育学会北海道支部会第34回大会)
6. 2020/11 紙づくり教材での紙の品質向上(日本産業技術教育学会北海道支部会第34回大会)
7. 2020/09 紙づくり教材における紙品質向上の試み(日本産業技術教育学会第63回全国大会)
8. 2019/11 パルプ製造条件が与えるパルプ繊維への影響(日本産業技術教育学会北海道支部会第33回大会)
9. 2019/11 簡易的なパルプ化法での紙の品質向上の試み(日本産業技術教育学会北海道支部会第33回大会)
10. 2019/11 紙づくり教材の授業実践とその教育効果(日本産業技術教育学会北海道支部会第33回大会)
全件表示(46件)
職歴
1. 1993/04~1994/03 農林水産省林野庁 調査係
2. 1994/04~1995/03 青森営林局白石営林署 西七ヶ宿森林官
3. 1995/04~1996/03 宮城県 林材振興課 流域管理係
4. 1996/04 北海道教育大学 講師
5. 2001/10~ 北海道教育大学 助教授
資格・免許
1. 1988/03/31 中学校教員免許(理科)、高等学校教員免許(理科)
社会における活動
1. 2024/01 第23回 全国中学生創造ものづくり教育フェア 木工チャレンジコンテスト
2. 2023/01~2023/01 第22回 全国中学生創造ものづくり教育フェア 木工チャレンジコンテスト
3. 2022/01~2022/01 第21回 全国中学生創造ものづくり教育フェア 木工チャレンジコンテスト
4. 2019/11 第5回「木育・森育楽会」