(最終更新日:2024-09-20 16:21:58)
  百瀬 響
  モモセ ヒビキ   MOMOSE Hibiki
基本情報
   所  属   札幌校
   職  名   教授
   所属講座   社会科教育
   電話(D・I)  
学位
1. 1992/03
文学修士(立教大学)
2. 1988/03
文学士(北海道大学)
所属学会
1. 1989/04~ 日本文化人類学会(旧日本民族学会)
2. 1990/04~ 立教大学史学会
3. 2004~ 日本都市学会
4. 2004/04~2008/03 日本マンガ学会
5. 2004~2010/03 日本社会学会
委員会・協会等
1. 2012/05~ 石狩市教育委員会文化財保護審議会 委員・副委員長Link
2. 2018/07/03~ 石狩市教育委員会石狩小学校校舎利活用検討委員会委員 副委員長
3. 2023/06/01~ 公益財団法人北海道生涯学習協会 理事・会長Link
4. 2015/04/01~2020/03/31 イランカラプテを合い言葉に体験の風をおこそう運動実行委員会(「体験の里」日高から体験の風をおこそう運動実行委員会) 委員
5. 2021/09/09~ 国立アイヌ民族博物館 運営会議展示検討ワーキング会議 委員 委員
現在の専門分野
文化人類学、民俗学, 日本史, 地域研究, 文化財科学, 家政学、生活科学
文化人類学, 日本史, 北方文化 (キーワード:アイヌ、文化変容、近代化、北方文化、北方少数民族、ロシア高齢者福祉) 
研究テーマ
1. 2019/04~2024/03  北海道・東北と樺太におけるアイヌ・和人間に関する北方交易圏の実態研究 国内共同研究 (キーワード:北海道東北・樺太(サハリン)交易圏)
2. 2013/04~2017/03  北海道・東北を中心とする北方交易圏の理論的枠組み構築のための総合的研究 国内共同研究 (キーワード:北海道・東北交易圏形成)
3. 2001~2005  ロシア極東沿海州地域のロシア人に関する文化人類学的研究 個人研究 (キーワード:ロシア、極東、ロシア人)
4. 2000~2004  ロシア極東沿海州地域における高齢者福祉についての研究 個人研究 (キーワード:ロシア 極東 高齢者)
5. 2000~  北方文化論 国内共同研究 (キーワード:北方文化 研究史)
6. 1992~  エスニシティ理論 個人研究 (キーワード:エスニシティ、アイヌ、ロシア極東少数民族)
7. 1992~  明治初期のアイヌと和人の関係史研究 個人研究 (キーワード:アイヌ、日本人、関係史、明治初期)
8. 1986~  アイヌの文化変容研究 個人研究 (キーワード:アイヌ、祖霊祭祀、文化)
研究内容
アイヌ文化および北方少数民族に関する文化人類学的研究(儀礼および文化変容研究)。
とくに、開拓使期における対アイヌ政策史(和人・アイヌ間の関係論)、アイヌ文化復興と真正性研究など。
担当講義
アイヌ文化論、異文化理解論、文化人類学,文化人類学特講、文化人類学演習Ⅰ-Ⅵなど

教育活動:文化人類学・民俗学.
社会科実践教育のカリキュラムおよび教育内容の充実に努めている。アイヌ文化・ロシア人および極東少数民族の文化や周辺地域の文化の多様性、現代的課題について、学生が幅広い知識を得るよう、講義・演習・フィールドワーク(地域の文化活動に参加するなど)を通して教育している。
授業科目
1. アイヌ文化論
2. アカデミックスキル
3. 学校教育の実践と省察Ⅰ
4. 教科内容・教材開発(社会科教育地理学分野)Ⅱ
5. 教科内容の体系Ⅰ
6. 教科内容の体系Ⅱ
7. 教科内容研究(社会科教育地理学分野)Ⅱ
8. 教職論
9. 文化人類学
10. 文化人類学演習I
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著書、学術論文
1. 2008/09 著書  『文明開化 失われた風俗』   (単著) 
2. 2002/10 著書  『ロシア極東に生きる高齢者たち:年金生活者のネットワーク』  1-274頁 (単著) 
3. 1999/03 著書  『「開拓使文書」アイヌ関連件名目録』(編)  1-192頁 (単著) 
4. 2023/03/25 著書  「歓迎された偽史:『義経北行伝説』の近代的展開」 『明治維新と大衆文化』 191-216頁 (単著) 
5. 2012/04 著書  「北海道開拓と『旧土人保護法』」 『近代化する日本』日本の対外関係7  315-331頁 (単著) 
6. 2017/02 著書  「アイヌのくらしと火:土の住居と家を焼く送り儀礼」『火と縄文人』ものが語る歴史34  41-60頁 (単著) 
7. 2004/03 著書  「ロシア極東の高齢者:急激な社会変化の中で」青柳まちこ編『老いの人類学』   (単著) 
8. 2022/03/20 論文  「死者に関わるアイヌの送り儀礼:モノの人為的破損をめぐる『解釈』」『北方島文化研究』 北方島文化研究 (14),1-11頁 (単著) 
9. 2000/08 著書  「北進と民族学:河野広道の軌跡を通じて」中生勝美編『植民地人類学の展望』   (単著) 
10. 1996/02 著書  「社会科教科書のアイヌに関する記述」『中学・高校教科書と文化人類学』 青柳真智子編『中学・高校教科書と文化人類学』 41-78頁 (共著) 
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
1. 2020/07 沢田和彦著 『プロニスワフ・ピウスツキ伝:アイヌ王と呼ばれたポーランド人』書評(『図書新聞』 2020年7月18日 3456号 3面)
2. 2020/03 「むかわのアイヌ文化と舞踊:文化変容の過程を中心に」(平成29年度~平成30年度科学研究費助成事業挑戦的研究(萌芽)報告書『鵡川地方におけるアイヌ古式舞踊:初習者向け伝承プログラムの構築』(岩澤孝子・百瀬 響)・pp.5-12)
3. 2020/03 「サハリン州郷土博物館資料復元制作資料目録」(『北海道・東北と樺太におけるアイヌ・和人間の北方交易圏に関する実態研究』
北海道教育大学(科研報告書)・1巻・pp.59-78)
4. 2020/03 「樺太アイヌ物質文化の復元と教材化の試み」(『北海道・東北と樺太におけるアイヌ・和人間の北方交易圏に関する実態研究』・1巻・pp.81-99)
5. 2020/03 樺太アイヌ文化再現プロジェクト(『モーションキャプチャおよびCG技術による樺太アイヌ古式舞踊の再現』・pp.4-12)
6. 2019/12 コラム「アイヌの舞踊:参加する舞踊から見せる舞踊へ」(『映像で学ぶ舞踊學』大修館書店 2020年・73頁)
7. 2017/03 「広業商会によるアイヌ関連史料目録」(『「北海道・東北を中心とする北方交易圏の理論的枠組みのための総合的研究』文部科学省平成25年度~平成28年度科学研究費(挑戦的萌芽研究)研究成果報告書(研究代表者 百瀬 響)・pp.9-14)
8. 2013/11 書評・三木理史著『移住型植民地樺太の形成』(『日本歴史』787号 124頁~127頁)
9. 2013/09 「意外と知らない?アイヌ文化:文化形成に至るまでの理論」(道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座テキスト(2013年))
10. 2013/01 項目「ハイカラ」(『明治時代史大事典』3巻 p.129)
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学会発表・講演
1. 2024/09 The Exchange in the 1867 Ainu Uymam Ritual at the Yoichi Place (Fishing Ground), Yezochi (Hokkaido), Japan(2024 Research Conference of the Association for Studies on Science & Culture – Humans, Objects, and Phenomena)
2. 2024/06 アイヌ文化=「未開」理解訂正のための学習プログラム:初等・中等教育を中心として(第58回日本文化人類学会研究大会)
3. 2024/06 北海道における「アイヌ文化」 教育について:初等~高等(小学校~大学)教育および博物館教育での取り組みから(第58回日本文化人類学会研究大会)
4. 2023/09 アイヌ文化教材で何を教えるか:教養科目「アイヌ文化論」で判明した学生によるアイヌ文化イメージの問題点(第72回東北・北海道地区高等教育研究会)
5. 2023/06 文化要素の抽出・再現の試み ――奉酒箸を中心に(令和5年度シンポジウム 「北海道・東北と樺太におけるアイヌ・和人間の北方交易圏に関する実態研究)
6. 2022/10 「国立旧土人小学校」の設置:平取尋常小学校・二風谷尋常小学校を例に(平取町立二風谷アイヌ文化博物館特別展関連講座)Link
7. 2022/10 アイヌ文化教材化の目的設定について:北海道教育大学生による理解の現状と問題点から(幌加内町教育研究会講演会)
8. 2022/10 樺太アイヌ物質文化「復元」の歴史的背景(The Association for Studies on Science & Culture – Humans, Objects, and Phenomena Conference)
9. 2022/06 趣旨説明:何を遺し、何を選ぶか:樺太アイヌ文化記録・伝承の試みから(第56回日本文化人類学大会分科会F)
10. 2022/06 木器(酒箸)の調査分析・および3Dプリントにおける再現(第56回日本文化人類学大会分科会F)
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外部補助金等
1. 2019/04~2024/03  北海道・東北と樺太におけるアイヌ・和人間の北方交易圏の実態研究 (基盤研究(B))
2. 2018/08~2020/03  ユーカラと石狩市浜益の関わりに関する調査 (石狩市受託研究)
3. 2017/07~2020/03  アイヌ古式舞踊・歌の記録・保存・伝承・教育用データシステム構築にむけた基礎研 究 (挑戦的研究(萌芽))
4. 2013/04~2017/03  北海道・東北を中心とする北方交易圏の理論的枠組み構築のための総合的研究 (挑戦的萌芽)
5. 2001/04~2003/03  「ロシア沿海州地域における国内外への労働力移動の歴史的経緯および最近の動向に関する調査」 (平成13・14年度文部科学省科学研究費補助金若手研究B)
6. 2001/04~2002/03  「ロシアにおける高齢者の生活戦略」 (日露青年交流センター・小渕フェローシップ)
7. 2000/11~2000/12  「ロシア沿海州地域における国内外への労働力移動の歴史的経緯および最近の動向に関する調査」 ((文部省在外短期研究派遣研究))
8. 2000/08~2000/09  「アメリカ合衆国議会図書館所蔵 日本列島北方関係史料調査」 (平成12-14年度文部省科学研究費補助金基盤研究B研究)
9. 2000/04~2002/03  ピウスツキによる極東先住民研究の全体像を求めて (基盤研究(B))
10. 2000/04~2001/03  「ロシア沿海州地域における国内外への労働力移動の歴史的経緯および最近の動向に関する調査」 (平成12年度文部省在外短期研究派遣研究)
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職歴
1. 1995/04~1999/03 北海道教育大学教育学部 岩見沢校生涯教育課程 講師
2. 1996/04~1998/03 国立民族学博物館 共同研究員
3. 1999/04~2003/03 北海道大学スラブ研究センター 共同研究員
4. 1999/04~2003/03 北海道教育大学教育学部 岩見沢校生涯教育課程 助教授
5. 1999/04~ 立教大学アジア地域研究所 委嘱研究員
6. 2001/04~2002/03 日露青年交流センター 小渕フェローシップ 調査研究助成金研究員
7. 2003/04~2004/03 国立民族学博物館 特別講師
8. 2004/04~2006/03 国立民族学博物館 共同研究員
9. 2006/04~2008/03 北海道教育大学教育学部 札幌校総合学習開発専攻・岩見沢校生涯教育課程兼務 准教授
10. 2007/04 北海道教育大学札幌校・岩見沢校 大学院研究指導教員資格取得
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資格・免許
1. 1988/03/31 中学校教諭一級普通免許状英語、高等学校教諭二級普通免許状英語
2. 1993/03/31 学芸員資格
社会における活動
1. 2023/12 アイヌ文化の特ちょう:日本文化との違い
2. 2023/11 北海道内の様々な文化:「アイヌ文化はどのような文化だろう?」
3. 2022/10 「国立旧土人小学校」の設置:平取尋常小学校・二風谷尋常小学校を例にLink
4. 2022/10 幌加内町教育研究会 アイヌ文化教材化の目的設定について:北海道教育大学生による理解の現状と問題点から
5. 2021/06 福島県郷土の花設定に関する解説
6. 2021/03 樺太アイヌ資料に関する勉強会講師
7. 2019/07 上士別小学校における「アイヌ文化学習」講師
8. 2019/07 上士別中学校における「アイヌ文化学習」講師
9. 2019/05 旧土人保護法制定の過程についての講演
10. 2018/03~2019/03 日高青少年自然の家での体験活動教材開発協力
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